第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
令和7年06月29日(日) 
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4-57 神職の服装についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

神職が神様に奉仕する際に身に着ける服装を装束といい、お祭りの種類や神職の身分によって、着るものが決められています。

例えば、神社の祭祀の大祭には正装を、中祭には礼装を、小祭には常装を着用します。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第4章の57神職の服装について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

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衣冠束帯

神職が神様に奉仕する際に身に着ける服装を装束といいます。

神社本庁の定める装束で、「衣冠束帯(いかんそくたい)」という平安時代の装束を元にしています。

お祭りの種類や神職の身分によって、着るものが決められています。

神社の祭祀の大祭には正装を、中祭には礼装を、小祭には常装を着用します。

大祭の装束

【衣冠-正装-男性正服】

平安時代の貴族が宮中で着用

冠をかぶり、身分に応じた色と文様がついた袍(ほう)と袴(はかま)を着ける。


【女性】

頭に釵子(さいし)を着け、色や文様のついた唐衣(からぎぬ)に表着(うわぎ))、単(ひとえ)。身分に応じた色の袴(はかま)

中祭の装束

【斎服-礼装-男性】

平安時代の貴族が宮中で着用

冠をかぶり、身分に関わらず白の袍(ほう)と袴(はかま)を着ける。

【女性】

装飾の無い釵子(さいし)を着け、身分に関わらず白の表着(うわぎ))、単(ひとえ)袴(はかま)

小祭の装束

【男性常装】

平安時代の貴族の普段着

立烏帽子をかぶり、染色と文様を施された狩衣と身分に応じた色の衿を着けたもの

 

巫女
巫女

禁じられた色以外は自由に色や紋様を選べます。

 

烏帽子に白狩衣白衿の「浄衣」を着けたもの

【女性】

頭に額当(ぬかあて)を看け、色のついた表着と身分に応じた色の袴を着ける。

額当(ぬかあて)に白地の表着、袴の「浄衣」を着けたもの。

袍(ほう)と袴(はかま)の色

男性神職の正装の場合の袍(ほう)の色は級により違います。

4-54 神職についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】
神職になるには、資格が必要です。神社本庁傘下の神社の場合では、神社本庁の試験に合格する必要があります。他に、東京の國學院大學、三重の皇學館大学などの神職養成機関で必要単位を取得したうえで必要な実習を修了しなくてはなりません。
袍(ほう) 袴(はかま)
特級 白紋入り白
一級 白紋入り紫
二級上級 紋様入り紫
二級 紋様なし紫
三級と四級 緑(縹はなだ) 紋様なし浅葱(あさぎ)
女性 頭に釵子(さいし)を着け、色や文様のついた唐衣(からぎぬ)に表着(うわぎ))、単(ひとえ)。
身分に応じた色の袴(はかま)

●特級と一級の袍(ほう)の色は黒です。

特級の袴は白紋入り白、一級は白紋入り紫です。

巫女
巫女

八藤丸紋という紋様が使われています。

●二級上級と二級の袍(ほう)の色は赤です。

二級上の袴は紋様入り紫、二級は紋様なし紫です。

●三級と四級の袍(ほう)の色は緑(縹はなだ)です。

三級と四級の袴は紋様なし浅葱(あさぎ)色です。

巫女
巫女

女性神職の割合は男性神職の1割ほどで厄二千人といわれています。

神職の服装についての10問クイズ

初級編(簡単な問題)

  1. 神職が儀式の際に着用する正式な服装を何と呼びますか?
    A) 狩衣(かりぎぬ)
    B) 袈裟(けさ)
    C) 白無垢(しろむく)
    D) 羽織袴(はおりはかま)
    答え: A) 狩衣(かりぎぬ)
  2. 神職の服装で、白衣(はくえ)とはどのような場面で着用されますか?
    A) 神事を行う際の基本的な服装
    B) 結婚式での儀礼用服装
    C) 日常的な神社の管理業務中
    D) 特別な祭礼でのみ使用する服装
    答え: A) 神事を行う際の基本的な服装
  3. 神職の装束に欠かせない帽子の一つで、儀式でよく使用されるものを何と呼びますか?
    A) 烏帽子(えぼし)
    B) 笠(かさ)
    C) 冠(かんむり)
    D) 頭巾(ずきん)
    答え: A) 烏帽子(えぼし)

中級編(少し難しい問題)

  1. 神職が着用する狩衣(かりぎぬ)は元々どのような用途の服装でしたか?
    A) 平安時代の貴族が日常着として着用していた服装
    B) 武士が戦場で着用していた防具
    C) 神職が神社でのみ使用していた服装
    D) 農民が収穫時に着用していた作業服
    答え: A) 平安時代の貴族が日常着として着用していた服装
  2. 神職の正装である「衣冠(いかん)」はどのような特徴がありますか?
    A) 冠と袍(ほう)を組み合わせた格式の高い服装
    B) 軽装で動きやすいデザイン
    C) 柄物が特徴的な現代的な服装
    D) 神楽を踊る際の専用装束
    答え: A) 冠と袍(ほう)を組み合わせた格式の高い服装
  3. 神職が着用する袍(ほう)には、色によって意味があります。白色の袍が象徴するものは何ですか?
    A) 清浄と神聖さ
    B) 勇気と強さ
    C) 喜びと繁栄
    D) 喪の気持ち
    答え: A) 清浄と神聖さ

上級編(難しい問題)

  1. 神職の装束に付属する「笏(しゃく)」はどのような目的で持たれるものですか?
    A) 儀式の際に威厳を表すための道具
    B) 祓いを行う際の清めの道具
    C) 神前に供えるための神器
    D) 神職の階級を示す証明書
    答え: A) 儀式の際に威厳を表すための道具
  2. 神職が着用する小袿(こうちき)や長袴(ながばかま)は、どのような場面で使用されますか?
    A) 特別な大祭や重要な神事の際
    B) 日常的な管理業務の際
    C) 結婚式の奉仕時
    D) 神楽舞を奉納する際
    答え: A) 特別な大祭や重要な神事の際
  3. 神職の服装で使用される「表着(うわぎ)」の色や柄が示すものとして正しいものは何ですか?
    A) 神職の階級や儀式の格式
    B) 神社の規模や歴史
    C) 地域ごとの伝統
    D) 参拝者の要望
    答え: A) 神職の階級や儀式の格式

超難関編(非常に難しい問題)

  1. 現代の神職の装束が平安時代の服装を基にしている理由として正しいものはどれですか?
    A) 平安時代が神道文化の重要な基盤を築いた時代だから
    B) 鎌倉時代以降に神仏分離が進んだから
    C) 明治時代に伝統を復活させるために制定されたから
    D) 戦国時代の武士文化を反映しているから
    答え: A) 平安時代が神道文化の重要な基盤を築いた時代だから

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