第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
令和7年06月29日(日) 
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3-37 熱田さまについておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

熱田神社などの全国の熟田信仰の中心地である名古屋市熱田区にある熟田神宮(あつたじんぐう)では、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)をご神体としてお祀りしています。

草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)は、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とも呼ばれるもので三種の神器のうちの一つです。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第3章の㊲熱田さまについて教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

 

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熱田神宮

熱田神社など全国の熟田信仰の中心地で、名古屋市熱田区にある熟田神宮では、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)をご神体としてお祀りしています。

社殿の造りは明治以前は地方独特の「尾張造」であったが、現在は伊勢の神宮と同じ「神明造」です。

主祭神

主祭神の熱田大神とは、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)としてよらせられる天照大神のことです。

今からおよそ千九百年前に父の景行天皇から東征を命じられた日本武尊は、東征の帰りに、尾張国造の御女である宮簀媛命(みやずひめのみこと)と結婚した後に、伊吹山を平定しに向かいますが病気でお亡くなりになります。

その後、残された宮簀媛命は、草薙神剣を今の熱田の地に祀られました。

神剣の名の「草薙くさなぎ」は、日本武尊がこの剣で草を薙いで難をのがれたことから名づけられたとされています。

五神(ごしん)さま

相殿神(あいどのしん)は「五神(ごしん)さま」と呼ばれ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)と縁の深い神々が祀られています。

天照大神、素盞嗚尊、日本武尊、宮簀媛命(みやずひめのみこと)、建稲種命(たけいなだねのみこと)

巫女
巫女

宮簀媛命(みやずひめのみこと)、建稲種命(たけいなだねのみこと)は尾張氏の遠祖として仰がれる神々です。

宮簀媛命(みやずひめのみこと)

尾張国造・乎止與命(おとよのみこと)の子女で日本武尊の妃となり、神剣を熱田の地に祀られたのが熱田神宮の創祀となります。

建稲種命(たけいなだねのみこと)

宮簀媛命の兄で、日本武尊の東征に随行し亡くなられました。

尾張地方繁栄の礎を築いた神とされ五神様として祀られています。

三種の神器

草薙神剣は「三種の神器」の一つで、八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)とともに、歴代天皇が皇位のしるしとして受け継がれているものです。

武将の神

熱田神宮は古くから特別の崇敬を受けてきました。
源頼朝の母が熱田大宮司の娘であったことから、源頼朝が崇敬を深めました。

戦国時代の武家の信仰を集め、足利、織田、豊臣、徳川の名だたる武将も社殿造営などに寄進し崇敬を深めており、刀剣や絵画、工芸など多数の国宝や文化財が所蔵されています。

織田信長が寄進したとされる「信長塀」が見られます。

江戸時代には東海道の宿場町として熱田の門前町は賑わい、広く信仰を集めて現在に至ります。

草薙の剣

草薙剣は、素盞嗚尊が退治した八岐大蛇の尾から山た剣で、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とも呼ばれるものです。

素盞嗚尊が天照大神に献上し、その後、日本武尊が東征に向かう途中譲り受けられます。

日本武尊は、尾張国(愛知県西部)で宮簑媛命と婚約し、その兄の建稲種命を伴い東征に向かいました。

あるとき、敵に謀られ火に圓まれてしまった日本武尊は、草薙剣で周りの草を薙ぎ払い助かりました。

日本武尊は宮簀媛命と結婚しましたが、伊吹山の荒ぶる神を平定する際に草薙剣を置いて出かけられました。

この時に、伊吹山の荒ぶる神に幻惑され病にかかり亡くなられてしまいます。

そうして宮簀媛命は、熟田の地に神剣をお祀りされ熱田神宮の創祀となります。

熱田神宮 | 初えびす 七五三 お宮参り お祓い 名古屋
熱田神宮 三種の神器の一つ草薙神剣の御鎮座に始まる由緒、祭典等のご紹介。

熱田さんについての問題です

これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。

問題1
巫女
巫女

草薙剣を御神体としてお祀りする日本武尊ゆかりの神社は?

  1. 焼津神社
  2. 三峰神社
  3. 酒折宮さかおりのみや
  4. 熱田神宮

 

神主
神主

答えは4 熱田神宮

過去の試験での出題

  1. 平成24年6月3日 第1回神社検定 問25

 

熱田さまに関する10問クイズ


初級編(簡単な問題)

  1. 「熱田さま」とは主にどの神様を祀る神社の通称ですか?
    A) 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
    B) 熱田大神(あつたのおおかみ)
    C) 須佐之男命(すさのおのみこと) )
    D) 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
    答え: B) 熱田大神(あつたのおおかみ)
  2. 熱田神宮が鎮座する全国はどこですか?
    A) 愛知県
    B) 京都府
    C) 奈良県
    D) 三重県
    答え: A) 愛知県
  3. 熱田神宮が祀る「三種の神器」の一つは何ですか?
    A) 八咫鏡(やたのかがみ)
    B) 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
    C) 勾玉(まがたま)
    D) 剣璽(けんじ)
    : B) 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

中級編(少し難しい問題)

  1. 天叢雲剣(草薙剣)は日本神話に関して、誰が発見したとされていますか?
    A) 須佐之男命(すさのおのみこと)
    B) 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
    C) 伊邪那岐命(いざなぎのみのこと)
    D) 武甕槌神(たけみかづちのかみ)
    答え: A) 須佐之男命(すさのおのみこと)
  2. 熱田神宮が特に武家や武士に信仰された理由として正しいものは次のどれですか?
    A) 草薙剣が武力や参拝の天皇とされたため
    B) 家の先祖神が祀られているため
    C) 武士世祈願を行うための対話があったため
    D) 戦国時代に徳川家康が熱田神宮を再現したための
    答え: A) 草薙剣が武力や定着の象徴とされたため
  3. 熱田神宮で行われる「熱田祭」の目的として正しいものは次のどれ?
    A) 神前に草薙剣の霊威を祈るため
    B) 地域の平和と繁栄を祈願するため
    C) 五穀豊穣を祝うため
    D) 神仏習合を記念するための
    答え: B) 地域の平和と繁栄を祈願するため

中級編(難しい問題)

  1. 熱田神宮が所蔵する宝の中で、「神宮十二代式年遷宮」と関連するものは何ですか?
    A) 草薙剣の新しい鞘(さや)
    B) 神社の拝殿復元に使用された柱
    C ) 勾玉を象徴する新しい御霊代
    D) 神前の供物用の器具
    : A) 草薙剣の新しい鞘(さや)
  2. 熱田神宮の「信長塀(のぶながべい)」が築かれた歴史の背景として正しいものはどれですか?
    A) 織田信長が桶狭間の戦いで勝利した際の奉納
    B) 徳川家康が戦勝祈願として勝ったもの
    C) 明治時代の神社改革の発言
    D) 平安時代に朝廷が築かせたもの
    答え: A) 織田信長が桶狭間の戦いで勝利した際の奉納
  3. 草薙剣が日本神話で「草薙の剣」と注目された理由として正しいものはどれですか?
    A) 日本武尊(やまとたけるのみこと)が草原を焼き際際に用いられる B
    ) 天叢雲剣が須佐之男命の力を示すために改名されたため
    C) 天孫降臨の際に使用されたため
    D) 天皇家が剣を草薙神宮に祀るように大切に答え
    : A)日本武尊(やまとたけるのみこと)が草原を焼き際際に用いられた

超難関編(非常に難しい問題)

  1. 熱田神宮における草薙剣が「神器」として特に重視される理由として正しいものは次のどれですか?
    A) 天皇家継承を象徴する三種の神器の一つだから
    B) 地域信仰の守護神としての役割持つため
    C) 草薙剣が直接戦国武将の手に渡った記録があるため
    D) 時代平安の朝廷で神剣会見が行われたため
    答え: A) 天皇家継承を象徴する三種の神器の一つだから

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