第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
令和7年06月29日(日) 
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4-54 神職についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

神社の神職は、宮司(ぐうじ)を最上位として、権宮司(ごんぐうじ)、禰宜(ねぎ)、権禰宜(ごんねぎ)の順に職階が定められています。

現在では一般的に神職(しんしょく)、神主(かんぬし)と呼ばれています。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第4章の54神職について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

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神職 神主

神事や神社の運営に携わる神職は、時代や場所によって呼び方が変わって、祝(はふり)や大夫(たいふ、たゆう)などの呼び方がありました。

現在では一般的に神職(しんしょく)神主(かんぬし)と呼ばれています。

神職は、宮司(ぐうじ)を最上位として、禰宜(ねぎ)権禰宜(ごんねぎ)の順に職階が定められています。

巫女
巫女

権禰宜の権とは「副、仮の」という意味です

神社によっては、宮司を補佐する権宮司という役職が置かれている場合もあります。

宮司を引退した後に、長年の功績をたたえて名誉宮司(めいよぐうじ)として呼ばれる場合もあります。

このほか、神職の見習い的な出仕(しゅっし)という職階もあります。

伊勢の神宮や靖國神社などの特別な神社では、権禰宜の下に宮拿(くじょう)や主典(しゅてん)という職階があります。

神職の資格

神職になるには、資格が必要です。

神社本庁傘下の神社の場合では、神社本庁の試験に合格する必要があります。

他に、東京の國學院大學、三重の皇學館大学などの神職養成機関で必要単位を取得したうえで必要な実習を修了しなくてはなりません。

神職の階位

神職の階位は、神道の徳目である

「浄き明き正しき直き心(きよきあかきただしきなおきこころ)」

にちなみ、

浄階(じょうかい)

明階(めいかい)

正階(せいかい)

権正階

直階(ちょくかい)

の五つのランクがあります。

いずれも神社本庁の検定委員会が試験や経験などによって決めるものです。

この階位によって、勤務できる職階が決まっています。

 

神職の身分

神職には、階位や職階と経験、業績によって定められる身分もあります。

これは、特級から一級、二級上、二級、三級、四級までの6ランクに分けられています。

身分によって、身に付ける装束の色や形、日常の衣装の袴の色も決まっています。

4-57 神職の服装についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】
ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第4章の57神職の服装について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

袴の色

神職の着用する袴には、級による違いもあり、特級は文様入り白、一級は文様入り薄紫、二級上は文様入り紫、二級は文様なし紫、三級と四級は文様なし浅葱(あさぎ)色です。

出仕は無地の白の袴を着けることが多いようですが、特級は地紋入りの特別な白です。

※神社職員や総代、氏子などの関係者は白、灰、松葉、紺、小豆色などを着けている場合もあります。

4-57 神職の服装についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】
ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第4章の57神職の服装について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

神職についての問題です

これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。

問題1
巫女
巫女

神職の職階で正しくないものはどれでしょう?

  1. 宮司
  2. 禰宜
  3. 禰宜
  4. 門主
神主
神主

答えは4 門主

過去の試験での出題

  1. 平成24年6月3日 第1回神社検定 問37

 

神職についての10問クイズ


初級編(簡単な問題)

  1. 「神職(しんしょく)」とは、主にどのような役割を持つ人々を指しますか?
    A) 神社で神事を行い、神社を管理する役割を持つ人々
    B) お寺で仏事を行う僧侶
    C) 地域の町内会を運営する人々
    D) 神輿を担ぐ役割のある参拝者
    答え: A) 神社で神事を行い、神社を管理する役割を持つ人々
  2. 神職が行う重要な儀式として代表的なものはどれですか?
    A) 祓(はらえ)
    B) 葬式
    C) 説法
    D) 商売繁盛祈願
    答え: A) 祓(はらえ)
  3. 神職の服装として一般的に着用されるものは何ですか?
    A) 浅黄色の袴(はかま)
    B) スーツ
    C) 白衣(はくえ)と狩衣(かりぎぬ)
    D) 和服にハチマキ
    答え: C) 白衣(はくえ)と狩衣(かりぎぬ)

中級編(少し難しい問題)

  1. 神職の階級の中で、神社の最高責任者にあたる役職を何と呼びますか?
    A) 宮司(ぐうじ)
    B) 禰宜(ねぎ)
    C) 権禰宜(ごんねぎ)
    D) 巫女(みこ)
    答え: A) 宮司(ぐうじ)
  2. 神職が使用する「祝詞(のりと)」とは何を指しますか?
    A) 神に祈りや感謝を伝える言葉
    B) 神輿を清めるための道具
    C) 神社の設計図
    D) 参拝者への案内文
    答え: A) 神に祈りや感謝を伝える言葉
  3. 神職になるために必要な資格を取得する方法として正しいものは次のどれですか?
    A) 神職養成機関で学び、資格を取得する
    B) 神社に参拝し続けることで認められる
    C) 地域の推薦で自動的に任命される
    D) 高校の授業で資格が与えられる
    答え: A) 神職養成機関で学び、資格を取得する

上級編(難しい問題)

  1. 神職の職務の中で「御霊移し(みたまうつし)」の目的として正しいものはどれですか?
    A) 神様の霊力を他の場所や物に移す神事
    B) 神職が神社の掃除をするための儀式
    C) 参拝者の願いを神に届けるための行為
    D) 新しい宮司の就任を祝うための行事
    答え: A) 神様の霊力を他の場所や物に移す神事
  2. 神職が神前に捧げる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」とは何を意味しますか?
    A) 神前に玉串(榊に紙垂を付けたもの)を捧げ、祈りを込める儀式
    B) 参拝者に神の御利益を授ける行為
    C) 神社の本殿を清める儀式
    D) 地域の祭りの準備を行う行事
    答え: A) 神前に玉串(榊に紙垂を付けたもの)を捧げ、祈りを込める儀式
  3. 神職の「禰宜(ねぎ)」の役割として正しいものは次のどれですか?
    A) 宮司を補佐し、神事や神社の運営を行う
    B) 神社の建築や修繕を専門に行う
    C) 神輿を担ぐ役割を担う
    D) 地域の住民に神社を紹介する案内役
    答え: A) 宮司を補佐し、神事や神社の運営を行う

超難関編(非常に難しい問題)

  1. 神職の歴史的起源について、正しいものは次のどれですか?
    A) 古代の巫(かんなぎ)や祝(はふり)に起源を持つ
    B) 平安時代に貴族によって創設された職業
    C) 鎌倉時代に武士が設立した制度
    D) 明治時代に初めて設立された職業
    答え: A) 古代の巫(かんなぎ)や祝(はふり)に起源を持つ

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