第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
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4-56 神職の持ち物、履物についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

神社の神職の服装は、すべて平安時代の貴族の装束が起源とされています。

神社の神職は、大祭などに正装の際、威儀を持たせるため笏や扇をもち冠を着けたりします。

男女ともに黒く漆で塗られた浅沓(あさぐつ)を履きます。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第4章の56神職の持ち物履物について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

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男性神職の装束

男性神職は、頭に冠や烏帽子をかぶり、手には笏をもちます。

笏は、元々は中国から伝わってきたものです。

笏は、男性が装束を着用した際に、重々しくその威儀を整えるものでした。

笏の内側には、儀式次第などを書いた紙を貼っていたりしたそうです。

 

女性神職の装束

女性神職が手に持っているのは扇です。

大祭などの正装、礼装の場合は檜扇を持ちます。
常装の場合は「雪洞(ぼんぼり)」と呼ばれる扇を持ちます。

男性神職と同じく、これらも威儀を整えるために持ちます。

 

雪洞は竹を骨として紙を貼った一般の扇の一種です。

 

以下のサイトは女性神職の装束専門店「女性神職の店-ふじや」様です。

装束の着せ替えができる着せ替えソフトのページがあります。

ホーム

 

檜扇-ひおうぎ

檜扇は男性神職の正装の場合の持ち物でもあります。

檜扇は薄い檜の板を綴じ合わせたもので、帖紙(たとうがみ)という白い和紙にはさんで懐の中に入れます。

浅沓-あさぐつ

男女を間わず神職が履いている黒い漆塗りの履物は浅沓(あさぐつ)といいます。

桐で作られた履き物の中に和紙を貼り、全体に漆を塗ったものです。

神職の持ち物、履物についての問題です

これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。

問題1
巫女
巫女

以下の文章の( )に入る言葉として正しいものはどれでしょうか。
男性、女性を同わず神職が履いているものは( )です。

これは桐で作られた履き物のなかに和眠を貼り、全体に漆を塗ったものです。

  1. 浅沓
  2. 深沓
  3. 型沓
  4. 正沓

 

神主
神主

答えは1 浅沓

過去の試験での出題

  1. 平成25年6月2日 第2回神社検定 問37

 

神職の持ち物と履物についての10問クイズ


初級編(簡単な問題)

  1. 神職が神事の際に持つ、榊(さかき)に紙垂(しで)を付けたものを何と呼びますか?
    A) 玉串(たまぐし)
    B) 幣帛(へいはく)
    C) 御幣(ごへい)
    D) 鈴(すず)
    答え: A) 玉串(たまぐし)
  2. 神職が儀式の際に持つ白い紙や布のついた棒状の道具を何と呼びますか?
    A) 幣帛(へいはく)
    B) 神剣(しんけん)
    C) 太鼓棒(たいこぼう)
    D) 鏡持(かがみもち)
    答え: A) 幣帛(へいはく)
  3. 神職が神社の境内で一般的に履く伝統的な履物は何ですか?
    A) 草履(ぞうり)
    B) 下駄(げた)
    C) スニーカー
    D) 足袋(たび)
    答え: A) 草履(ぞうり)

中級編(少し難しい問題)

  1. 神職が使用する「鏡(かがみ)」の象徴的な意味として正しいものは次のどれですか?
    A) 神の存在を映す神聖な道具
    B) 神職の地位を示す証
    C) 境内の安全を守る道具
    D) 神事の音楽を演奏する道具
    答え: A) 神の存在を映す神聖な道具
  2. 神職が履物として足袋(たび)を着用する理由として最も適切なものはどれですか?
    A) 清潔さを保つため
    B) 神社の儀式において格式を示すため
    C) 境内を歩きやすくするため
    D) 足の怪我を防ぐため
    答え: B) 神社の儀式において格式を示すため
  3. 儀式の際に神職が持つ鈴(すず)の役割として正しいものはどれですか?
    A) 神様を呼び寄せるため
    B) 参拝者を整列させるため
    C) 境内の掃除に使うため
    D) 地域住民に合図を送るため
    答え: A) 神様を呼び寄せるため

上級編(難しい問題)

  1. 神職が儀式で持つ「御幣(ごへい)」の主な用途は何ですか?
    A) 神様への祈りを捧げ、場を清めるため
    B) 神輿を飾るため
    C) 参拝者に御利益を分けるため
    D) 神社の修繕費を募るため
    答え: A) 神様への祈りを捧げ、場を清めるため
  2. 神職が履物として草履ではなく下駄(げた)を使用する場合、どのような場面が考えられますか?
    A) 雨の日やぬかるみのある場所で儀式を行う場合
    B) 境内が砂利敷きである場合
    C) 神社の本殿内で行う儀式の場合
    D) 神職の出発式で行われる場合
    答え: A) 雨の日やぬかるみのある場所で儀式を行う場合
  3. 神職が儀式中に持つ「扇(おうぎ)」の役割として正しいものはどれですか?
    A) 神職が威厳を保ち、格式を示すため
    B) 境内の空気を清めるため
    C) 神職が涼むために使用する道具
    D) 参拝者を祝福するための道具
    答え: A) 神職が威厳を保ち、格式を示すため

超難関編(非常に難しい問題)

  1. 神職が持つ持ち物の中で、平安時代から重要視されている「幣帛(へいはく)」が象徴するものは何ですか?
    A) 神様への祈りと清めの象徴
    B) 神社の財力を示す象徴
    C) 神職の地位を示す道具
    D) 神社の歴史を伝える証
    答え: A) 神様への祈りと清めの象徴

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