神道での忌中の期間についてまとめました。
ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」を基にまとめています。
第5章の65期中の際の神社への参拝について教えてくださいのページを掘り下げて、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。
第11回神社検定は、令和五年6月開催予定!
服忌ぶっき
忌(き)とは、亡くなった方のお祀りに専念することをいいます。
忌中とは、その期間と考えて良いでしょう。
親族が亡くなったとき、身内の人は喪に服します。
神道では、これを「服忌ぶっき」といいます。
仏教では四十九日(しじゅうくにち)法要といいますが、神道では五十日祭を行います。
この期間は、家庭内の神様のお祀りも中止します。
忌が明けたら、神社で忌明けのお祓いをしてもらいます。
又、この期間に正月や節分が過ぎていましたら、新しいお札を受けましょう。
「忌中に関するよくある質問」
忌中は1年間ではないのですか?
50日祭までを「忌」の期間、一年祭(一周忌)を「服」の期間です。
忌中の期間は50日でいいのですか?
親族が亡くなり身内の者が喪に服すことを「服忌ぶっき」といいます。
明治以降は五十日祭までが「忌」の期間、一年祭(一周忌)までを「服」の期間とされました。
地域に慣例がある場合もありますので、その場合は慣例に従うのが一般的です。
特に慣例がない場合には、
ですから「忌」の期間である五十日を過ぎれば、原則として神事を再開しても差し支えないと考えられます。
「忌」の期間中は、神社への参拝を遠慮しますが、やむを得ない場合には、お祓いを受けるのがよいでしょう。
神棚の祀り方①お神札の納め方についての問題です
これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。
問題1
神棚へのお神札の納め方について正しいものを遇んでください。
三社造の場合は「中央→向かって右→左」を表していて、一社造の場合は「一番手前→その後ろ→さらにその後ろ」を表しています。
1.氏神神社神札ー神宮大麻ー崇破神社神札
2.神宮大廊ー氏神神社神礼ー崇破神社神札
3.神宮大廊ー崇敬神社神礼ー氏神神社神札
4.崇敬神社神札ー氏神神社神札ー神宮大麻
答えは2
過去の試験での出題
- 平成24年6月3日 第1回神社検定 問39
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