神社での参拝時には、賽銭箱にお賽銭を入れてから鈴を鳴らします。
古来より御神前には、海の幸や山の幸がお供えされてきました。
海の幸は魚介類ですが、地鎮祭などではスルメや鰹節などが使われます。山の幸は果物です。畑の幸は野菜です。米、塩、酒も備えます。
米は白紙で巻いて包み「おひねり」としてお供えしてきたそうです。
御神前には、日本酒の一升便を奉献する方が多いです。
貨幣の流通とともに、米の代わりにお金を供えるようになったのです。
ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第2章の⑪お賽銭と参拝について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。
第11回神社検定は、令和五年6月開催予定!
神社の参拝
参道を進み神前に向かう時の礼儀などについてです。
神社とは、神様が鎮座されている神聖な場所で聖域です。
神様へ失礼のないように参拝しましょう。
服装などは正装でなくても良いですが帽子はかぶらない、肌をなるべく見せない服装が望ましいです。
境内では、喫煙や飲食は控えましょう。
お賽銭
お賽銭箱にはお金を投げ入れられるようになっていますが、本来は土地の神様、氏神様に対するお供えのほかに、お祓いの意味があるともいわれています。
お賽銭のことを「浄財」とする場合もあります。
神様への感謝の気持ちとしてお供えをするので、箱に投げ入れる際には乱暴にならないように丁寧にお供えするとよでしょう。
鈴
神社にある鈴は、拝殿正面の中央の賽銭箱の真上にあるのがほとんどです。
金属製の大きな鈴が吊られていて、お参りの際にはこの鈴を鳴らしお参りをします。
鈴の音は、参拝者を祓い清め神霊の発動をするともされています。
参道
参道では、なるべく真ん中を歩かないようにするのが礼儀です。
参道の中央は正中と呼ばれ、神様の通り道(最も上位の場所)とされているからです。
※ 拝殿でお参りする時には、中央に立ってもかまいません。
お賽銭と参拝と鈴についての問題です。
これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。
問題1
参道を進む礼儀の正しいものはどれでしょう
- なるべく参道の真ん中を歩く
- なるべく参道の真ん中を避けて歩く
- 参道をジグザグに歩く
- できるだけうつむいて歩く
答え 2
過去の試験での出題
- 平成24年6月3日 第一回神社検定 問6
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