第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
令和7年06月29日(日) 
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2-16 御札お守りと神様の数え方についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

神社の授与品として一番多いものが御札とお守りです。

御札やお守り、絵馬や破魔矢などを頒布している場所を「授与所じゅよしょ」といいます。

御札は、人の罪穢れを祓う道具として使われる「大麻おおぬさ」からきています。

お守りは、神様の力が込められたもので人を加護するためのものです。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第2章の⑯御札や御守、神様の数え方について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

御札や御守について

御札の由来

御札とは、古来は陰陽道が起源とされますが、罪穢れを祓う道具として広まっていきました。

鎌倉時代以降は「お伊勢参り」「熊野参り」とともに全国に広まりました。

伊勢の「御師おんし」が「神宮大麻じんぐうたいま」を普及させていきました。

「神宮大麻」はもともとは「御祓大麻おはらいたいま」と呼ばれていました。

御札は、「御神札しんさつ」や「神符しんぷ」、「守札まもりふだ」とも呼ばれています。

巫女
巫女

お守りの中には御札が入っています。

御札は神社で神職が御祈祷し、神棚や玄関や台所などに祀ります。

お守りの由来

お守りは、神様の依代を護符として身につける古来の習慣からきています。

勾玉など呪術に使うものを神様の依代として身につけ、懸守から背守や腕守など衣服に付ける肌守りになっていきました。

お守りは、携帯できる「守札」のことで錦の巾着に入ったお守りが一般的です。

懸守かけまもり」は、平安時代に貴族に広まり鎌倉時代には武士に広まっていきました。

最古の「懸守」は首から下げるもので、大阪府の四天王寺にあり国宝とされています。

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御札やお守り、神様の数え方

御札やお守りは「体」いったい、にたいと数えます。

神様は「柱」ひとはしら、ふたはしらと数えます。

※神様を「柱」と数える由来は、縄文時代から神様の依代とされる御神木を神に見立てる祭祀が行われてきたことに由来します。

お神輿は「基」いっき、にきと数えます。

巫女
巫女

平安時代の延喜式人名帳では、神様を「座」いちざ、にざと数えられています。

 

御札お守りと神様の数え方についての問題です

これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。

過去問題集に記載されたものを選んでみました。

問題1

もともと神宮は私幣禁断でした。しかし、平安時代末期から一般の伊勢参宮が増えてきます。その背景にあるのは伊勢信仰を普及させていったある存在です。

巫女
巫女

その人たちのことを何というでしょうか?

  1. 飛脚
  2. 御師
  3. 伝道師
  4. 神宮使
神主
神主

答え 2 御師

問題2
巫女
巫女

神輿を数える単位は以下のうちどれでしょうか?

神主
神主

答え 4 基

問題3
巫女
巫女

神棚へ納めるお神札の問題です。三社造の場合は中央に納め、一社造りの場合は一番手前に納める神宮のお神札とは何でしょうか?

  1. 神宮大幣
  2. 神宮大麻
  3. 神宮大札
  4. 神宮大宣
神主
神主

答えは 2 神宮大麻

問題4

平安時代に編纂された『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』に収録されている神社のご祭神は、(  )を単位に数えられています。

巫女
巫女

(  )の中の言葉は何でしょうか?

神主
神主

答えは3 座

過去の試験での出題

  1. 令和元年6月16日 第8回神社検定 問53
  2. 令和元年6月16日 第8回神社検定 問8
  3. 令和元年6月16日 第8回神社検定 問40
  4. 平成27年6月21日 第4回神社検定 問62

 

御札・お守りと神様の数え方に関する10問クイズ

初級編(簡単な問題)

  1. 神社で頒布される「御札(おふだ)」は、何を目的に持ち帰りますか?
    A) 家の装飾
    B) 家庭や家族の守護と加護を得るため
    C) 神社の宣伝
    D) 次の参拝時に返納するため
    答え: B) 家庭や家族の守護と加護を得るため
  2. 「お守り」によく見られる形状として正しいものはどれですか?
    A) 木の札
    B) 布の袋状のもの
    C) 紙の巻物
    D) 小さな彫刻
    答え: B) 布の袋状のもの
  3. 神様を数えるときに使う言葉として正しいものはどれですか?
    A) 柱
    B) 体
    C) 点
    D) 霊
    答え: A) 柱

中級編(少し難しい問題)

  1. 御札を家庭に祀る際、適切な場所として一般的なのはどれですか?
    A) 台所
    B) 神棚
    C) 寝室
    D) 玄関
    答え: B) 神棚
  2. お守りに込められている御利益の種類として含まれないものは次のどれですか?
    A) 安産祈願
    B) 学業成就
    C) 商売繁盛
    D) 病気治療の確約
    答え: D) 病気治療の確約
  3. 日本神話において、神様の数え方「柱」が初めて登場するのはどの場面ですか?
    A) 天岩戸神話
    B) 国生み神話
    C) 天孫降臨
    D) 八百万の神の誕生
    答え: B) 国生み神話

上級編(難しい問題)

  1. 御札に記載されることが多い神社の名称や神様の名を何と呼びますか?
    A) 御名
    B) 御神名(ごしんめい)
    C) 神号(しんごう)
    D) 宮号(きゅうごう)
    答え: B) 御神名(ごしんめい)
  2. お守りの中に収められている「御神体」に該当するものとして正しいのはどれですか?
    A) 紙や布に祈祷されたもの
    B) 金属製のプレート
    C) 木片や石
    D) 小型の鏡
    答え: A) 紙や布に祈祷されたもの
  3. 「八百万(やおよろず)の神」という言葉が示す神様の数え方として正しい説明はどれですか?
    A) 日本にいる実際の神様の数を示す
    B) 無数に存在する神々を指す比喩
    C) 神道で認定された神々の総数を示す
    D) 神社に祀られる神様の数を指す
    答え: B) 無数に存在する神々を指す比喩

超難関編(非常に難しい問題)

  1. 御札とお守りを両方持つ場合、その取り扱いとして適切な行為は次のどれですか?
    A) 御札は神棚に祀り、お守りは常に身につける
    B) 両方を一緒に神棚に祀る
    C) 御札だけを大切にし、お守りは返納する
    D) お守りを御札に結びつけて保管する
    答え: A) 御札は神棚に祀り、お守りは常に身につける

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