第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
令和7年06月29日(日) 
オンラインは初級と三級のみ
二級と一級は会場受験のみ
にほんブログ村 資格ブログ 歴史・文化系資格へ
にほんブログ村


神社・仏閣ランキング

詳細はこちら
PR

4-46 中祭についておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

神社自体が行う祭りは、大祭、中祭、小祭、諸祭に分けられます。

中祭は、皇室と関わりの深いお祭りが斎行されています。

中祭は、歳旦祭、元始祭、紀元祭、昭和祭、神嘗奉祝祭、明治祭、天長祭などがあります。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第4章の㊻中祭について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

広告

歳旦祭-1月1日

元旦の朝に宮中はじめ全国の神社で行われる祭祀です。

年月日の3つが新しくよみがえる元旦に新年を祝い、皇室の弥栄と国の益々の発展を祈るとともに、氏子崇敬者と地域社会の安定と平和と繁栄を祈り元旦に行われるお祭りです。

元始祭-1月3日

1月3日に宮中および全国の神社で行われる祭祀で、戦前は祭日の一つでした。

宮中三殿において天皇陛下御親ら皇位の元始を祝い奉るお祭りを執り行われる一年の一番始めの大祭です。

皇室の永遠の発展と国運が盛大になることを祈る祭典です。

紀元祭-2月11日

2月11日の建国記念の日に執り行われるお祭りです。

『日本書紀』によれば初代神武天皇が大和(奈良)の橿原宮で即位されたのが辛酉年の正月1日とあります。

この日を太陽暦で換算すると2月11日となり、明治6年に紀元節と定められました。

神武天皇の建国の偉業を仰ぎ、国を愛する心を新たにし、皇室の永遠と国家の発展を全国の神社で祈るのが紀元祭です。

奈良の橿原神宮では、毎年2月11日建国記念日に、勅使参向のもとに例祭の紀元祭が行われます。

昭和祭-4月29日

4月29日は昭和の日で昭和天皇の誕生日です。

昭和祭では大戦を経て日本を復興一発展へと導かれた昭和天皇の偉業を仰ぎ、昭和の時代がたたえられます。

皇室の永遠と国家の発展を祈り、文化を進め、平和を願う祭祀が全国の神社で執り行われています。

神嘗奉祝祭-10月17日

伊勢の神宮では10月17日に神嘗祭が執り行われます。

神嘗祭は戦前は祭日の一つでした。

天皇陛下は皇居内の水田で稲を育てられていますが、その初穂や全国の農家からの初穂が神宮に奉納されて神嘗祭が斎行されます。新穀を天照大御神に奉る神宮の重要なお祭りです。

各地の神社では日本人の総氏神と仰ぐ神宮の神嘗祭の当日に奉祝の意味を込めて神嘗奉祝祭が執行されます。

 

明治祭

11月3日は明治天皇のお誕生日にあたる日です。

日本を近代国家として発展させることに尽力された明治天皇の大業を仰ぎ、皇室の永遠と国家の発展を祈る祭儀が明治祭です。

明治維新の精神を思い起こして自覚を新たにし、産業を興し永遠の平和を願うお祭りが全国の神社で執り行われます。

天長祭-天皇誕生日

奈良時代の光仁天皇の宝亀六年(西暦775年)に始めて行われた行事で、今上天皇のお誕生日をお祝いし、陛下のますますのご長寿を祈るのが天長祭です。

令和3年2月23日より、毎年天皇陛下の天長祭祭典が執り行われます。

巫女
巫女

以上が全国の神社で共通して恒例で行われる中祭です。

中祭についての問題です

これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。

問題1
巫女
巫女

2月11日の建国記念の日に行われるお祭りです。神武天皇の建国の偉業を仰ぎ、国を愛する心を新たにし、皇室の永遠と国家の発展を全国の神社で祈るお祭りとは何でしょうか?

  1. 紀元祭
  2. 歳旦祭
  3. 元始祭
  4. 天長祭

 

神主
神主

答えは1 紀元祭

過去の試験での出題

  1. 平成24年6月3日 第1回神社検定 問31

 

中祭に関する10問のクイズ


初級編(簡単な問題)

  1. 神社で行われる「中祭(ちゅうさい)」とはどのような祭りですか?
    A) 恒例行事として重要な祭りと日常の小規模な祭りの間の位置で行う祭り
    B) 年に一度必ず行われる最大の祭り
    C) 地域住民のみを対象とした行事
    D) 神職の資格を認定する審議
    答: A) 恒例行事として重要な祭りと日常の小規模な祭りの中の位置する祭り
  2. 中祭が一般的に行われる目的は次のうちどれですか?
    A) 神社や地域の特定の願いを神に祈るため
    B) 収穫の感謝を守るため
    C) 新年を迎える準備
    D) 神職の昇進を祝うための
    答え: A) 神社や地域の特定の願いを神に祈るため
  3. 中祭の主な目的として正しいものはどれですか?
    A) 特定の願いや感謝を神に捧げるため
    B) 神社の新築を記念するためC
    C) 神職の昇進を祝うため
    D) 地域特産品を販売するための
    答え: A) 特定の願いや神に感謝するため

    中級編(少し難しい問題)

    1. 中祭が行われる際に重要とされる儀式は次のどれですか?
      A) 大祓(おはらえ)
      B) 神輿巡行(みこしじゅんこう)
      C) 収穫祭
      D) 新嘗祭(にいなめさい)
      答え: A)大祓(おおはらえ)
    2. 中祭の参加者として主に関わるのは誰ですか?
      A) 神職と地域住民
      B) 天皇と勅使
      C) 商人や観光客
      D) 武士や貴族
      答え: A) 神職と地域住民
    3. 中祭が地域社会において結果たす役割として正しいものは次のどれですか?
      A) 地域の連帯感を強め、共同体意識を高める
      B) 商業活動を促進するため
      C) 国家的な祭事を再現するため
      D ) 天皇家の会見に参加するための
      答え: A) 地域の連帯感を強め、共同体意識を高める

    中級編(難しい問題)

    1. 中祭が例祭と臨時祭の間に置かれる理由として正しいものは次のどれですか?
      A) 恒例の行事が、規模が例祭より縮小、臨時性は持たないため
      B) 国家の命令によって開催されるC) そのため
      特定の宗教交渉を基にしているため
      D) 一度きりの特別な祭事であるための
      答え: A) 恒例の行事だが、規模が例祭より縮小、臨時性は持たないため
    2. 中祭の際に行われる「奉納神楽(ほうのうかぐら)」が象徴するものは何ですか?
      A) 神様への感謝や祈願を守るための舞や音楽
      B) 地域住民が娯楽を楽しむためのイベント
      C) 神職の技術を披露するための行事
      D) 新年の発表を告げる
      答え: A) 神様への感謝や祈願を守るための舞や音楽
    3. 中祭で用いられる「直会(なおらい)」の意義として正しいものは次のどれですか?
      A) 神事後に神と人が共に祝う食事の講演
      B) 地域住民が意見交換をする場
      C)神社の改築を祝うイベント
      D) 新しい年の豊作を祈る集まりの
      答え: A) 神社事後に神と人が共に祝う食事の席

    超難関編(非常に難しい問題)

    1. 中祭が行われる際、重要とされる「祓(はらえ)」の儀式の役割は何ですか?
      A) 罪や穢れを清めて神事協議に進むため
      B) 新しい神輿を製作するため
      C)地域住民の交流を促進するため
      D) 武士が戦勝祈願を行うため
      答え: A) 罪や穢れを清めて神事に取り組むため

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました