上棟祭について独学で調べてまとめました。
ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第5章の68地鎮祭、竣工祭、上棟祭について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。
第11回神社検定は、令和五年6月開催予定!
上棟祭
最近は竣工祭を省いて地鎮祭と上棟祭、それから入居時に入居祭をする場合が多いようです。
個人では、地鎮祭と入居祭のみ行う方が多いようです。
上棟祭は、家の中央の柱に棟札を貼り、屋根の上と下に分けてお祭りをします。
最近では、棟木を上げた状態で真下に祭壇を設置することが多いようです。
上棟祭で祀る神様
神様の名前が記された棟札を中央の柱に貼ります。
- 地域の神である産土の神
- 家屋を守護する神 屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)、屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)
- 工匠の神 手置帆負命(たおきほおいのみこと)、彦狭知命(ひこさしりのみこと)
幣串(へいぐし・上棟幣)を立て、魔よけの弓や扇を飾り付けます。
上棟の儀
上棟祭では、「」が行われます。
「曳綱の儀」
棟木に取りつけた綱を引き、一番高い位置にある「棟」に棟木を曳き上げる儀式のことで、地域によっては幼児が参加する場合もあります。
「槌打の儀」
掛け声「千年棟(せんざいとう)万歳棟(まんざいとう)永永棟(えいえいとう)」を発しながら、棟木を木槌で打ち固める儀式で、棟梁が行う場合が多いです。
「散餅銭」もちまき
餅や小銭を撒き、災いを取り除くとされる儀式のことです。地域によっては、五色や紅白の切麻を撒く場合もあります。
神棚の祀り方①お神札の納め方についての問題です
これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。
問題1
神棚へのお神札の納め方について正しいものを遇んでください。
三社造の場合は「中央→向かって右→左」を表していて、一社造の場合は「一番手前→その後ろ→さらにその後ろ」を表しています。
1.氏神神社神札ー神宮大麻ー崇破神社神札
2.神宮大廊ー氏神神社神礼ー崇破神社神札
3.神宮大廊ー崇敬神社神礼ー氏神神社神札
4.崇敬神社神札ー氏神神社神札ー神宮大麻
答えは2
過去の試験での出題
- 平成24年6月3日 第1回神社検定 問39
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