第13回神社検定 令和7年06月29日(日)

第13回神社検定の開催日
令和7年06月29日(日) 
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3-27 お諏訪さまについておしえてください【神社のいろは-独学神社検定】

長野の諏訪大社は御柱祭で有名です。諏訪湖の傍に社があり主祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)とその皇后である八坂刀売神(やさかとめのかみ)とされています。

ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第3章の㉗お諏訪さまについて教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。

 

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諏訪大社

諏訪大社は、長野県に鎮座し全国に1万社以上ある神社です。

諏訪大社の主祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)とその皇后である八坂刀売神(やさかとめのかみ)とされています。

建御名方神(たけみなかたのかみ)は、古事記などの記述では出雲での国譲りの段の中で建御雷神(たけみかづちのかみ)に力比べで敗走したため,科野(信濃)国の洲羽海(諏訪湖)まで退き自らはこの地を出ないことを約束し服従しました。

この神を祀っているのが諏訪大社です。

諏訪大社 上社

諏訪大社上社は、本宮(ほんみや)と前宮(まえみや)からなります。

ご本殿はなく、磐座(いわくら)をとおして守屋山もりやさんを拝みます。

巫女
巫女

守屋山は、長野県諏訪市と伊那市との境にある標高1,651mの山です

諏訪大社 下社

諏訪大社下社は、春宮(はるみや)と秋宮(あきみや)からなります。

下社のでは、ご祭神は2月1日に春宮へお遷りになり、8月1日になると春宮から
秋宮へお遷りになります。

幣拝殿へいはいでんの奥の斎庭ゆにわに立つ木をご神体としていて、春宮は杉、秋宮は一位の木をご神木としてます。

御柱祭

諏訪大社といえば御柱祭が有名です。

御柱祭は、804年第50代桓武天皇の時代に始まったといわれ、7年目ごとの寅と申の年に行われるお祀りです。

上社と下社それぞれで、山から樹齢200年程の樅の巨木を8本切り出し木遣りに合わせて人力のみで曳きまわし、それぞれのお宮の4隅に柱を建てます。

巫女
巫女

御柱に人を乗せたまま急斜面から落とす「木落とし」は祭りの最大の見せ場と言われています。

諏訪大社での御柱祭が終了すると、他の諏訪神社や関連の神社でも御柱祭が行われます。

諏訪信仰

お諏訪さまは,鍛冶(製鉄)の神様でもあり,水の神様でもあります。

建御名力神の「御名方」は製鉄に関連しているといわれています。

また、諏訪湖の「水の潟」ともいわれ水の神とされるからです。

さらに、風の神様としての信仰もあり、狩猟の神様としても崇められました。

軍神

諏訪大社は、古くから朝廷や武士からも崇敬されました。上社への崇敬は厚く、「南宮大明神(なんぐうだいみょうじん)」や「法性大明神(ほっしょうだいみょうじん)」という尊称で呼ばれました。

室町時代から戦国時代にかけて、「足利」「北条」「徳川」「武田」と多くの大名が崇敬しました。

諸大名からは武運を祈願し、「日本第一代将軍」と称えられ、武田信玄は戦勝祈願をし出陣の際には「南無諏訪南宮法性上下大明神」と書いた神旗を立て「諏訪法性兜」を身に付けて戦地に赴きました。

全国で1万社以上

諏訪信仰は、信濃の武士勢力とともに全国に拡大していきました。

お諏訪さまは、農耕,開拓の神様としても隔広いご神徳があったため、信濃国のみならず各地で勧請され全国で1万社以上の諏訪神社があります。

27.お諏訪さまについての問題です
これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。問題1諏訪神社の総本社が長野県に鎮座する諏訪大社です。諏訪大社といえば、7年目ごと、寅と申の年に行われる祭りが有名です。巫女樹齢...

 

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