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出雲大社から上宮(かみのみや)への行き方|徒歩ルート・所要時間と参拝のポイント

神社検定採掘所

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こんにちは。神社検定合格コム、運営者の「社務所女子」です。

出雲大社の神在祭について調べていると、「神々が神議りをされる場所」として上宮(かみのみや)というお社が出てきます。

ところが、出雲大社の御本殿周辺を歩いても上宮は見つかりません。それもそのはずで、上宮は出雲大社の境内にあるお社ではなく、出雲大社から西へ約950m離れた境外摂社です。

出雲観光協会の公式案内では、上宮に専用駐車場はありません。そのため、出雲大社から徒歩で向かうか、稲佐の浜と組み合わせて歩いて参拝する方法が分かりやすいでしょう。

この記事では、出雲大社・出雲観光協会などの公式情報を基準に、上宮への行き方、徒歩での所要時間の目安、駐車場、御祭神、神在祭での「神議り」との関係までまとめます。

  • 出雲大社から上宮までの距離と徒歩ルート
  • 徒歩で何分くらいかかるのか
  • 上宮に駐車場があるのか
  • 御祭神と神議りの伝承
  • 神在祭期間に参拝するときの注意点
  • 稲佐の浜と一緒に巡る方法

上宮は出雲大社から西へ約950mにある境外摂社です。出雲大社の境内で探すのではなく、稲佐の浜方面へ向かって歩くと位置関係をつかみやすくなります。

出雲大社から上宮への行き方と徒歩ルート

出雲大社から上宮への位置関係を示した地図

上宮はどこ?出雲大社から西へ約950m

上宮の読み方は「かみのみや」です。

出雲大社公式では「上宮(仮宮)」と表記され、境外の摂末社の一つとして紹介されています。出雲観光協会によると、所在地は島根県出雲市大社町杵築北で、出雲大社から西へ950mの位置にあります。

つまり、御本殿や拝殿がある出雲大社の中心部から少し離れています。

「出雲大社の上宮」という名前から、御本殿の裏や境内の高い場所にあると思ってしまうかもしれません。しかし、実際には境内の外です。ここが最初の迷いやすいポイントですね。

項目 上宮の情報
名称 上宮(かみのみや)・仮宮
位置 出雲大社から西へ約950m
所在地 島根県出雲市大社町杵築北
区分 出雲大社の境外摂社
御祭神 素戔鳴尊・八百萬神
駐車場 専用駐車場なし

出雲大社そのものについて先に確認したい方は、当サイトの出雲大社についての神社検定学習ページもあわせてご覧ください。

徒歩ルートは稲佐の浜方面へ西に向かう

出雲大社から上宮へ徒歩で向かう場合は、稲佐の浜方面へ西へ進むと位置関係が分かりやすくなります。

出雲観光協会の公式情報では、上宮は出雲大社の西950m。さらに稲佐の浜は、出雲大社から約1.2km西側にあります。

そのため、位置関係を大きく見ると、次のようになります。

出雲大社 → 上宮周辺 → 稲佐の浜

上宮だけを目的地にするより、「この先には稲佐の浜がある」と考えながら西方向へ歩くと、方角を把握しやすくなります。

出雲大社公式・出雲観光協会の上宮紹介ページでは、交差点ごとの詳細な徒歩ルートまでは掲載されていません。細い道路を含む経路もあるため、現地では案内表示と地図アプリを併用してください。

特に初めて訪れる場合は、スマートフォンの地図で「上宮(仮宮)」を目的地に設定してから歩き始めると安心です。

徒歩の所要時間は10数分程度が目安

「出雲大社から上宮まで何分?」という点は、行く前に知っておきたいですよね。

今回確認した出雲観光協会の公式ページでは、距離は950mと明記されていますが、徒歩所要時間そのものは掲載されていません。

950mという距離から考えると、一般的な歩行速度なら10数分程度になる距離です。ただし、これは公式が示した所要時間ではなく、距離からみた目安です。

信号待ち、道の確認、写真撮影、混雑などを考えると、急いで10分で着こうとするより、15分前後を見込んでおくくらいが無理のない計画だと思います。

徒歩時間の考え方
公式確認済み:出雲大社から上宮まで約950m
公式未掲載:徒歩○分という所要時間
記事上の目安:一般的な歩行なら10数分程度

高齢の方や小さなお子さんと一緒の場合、夏の暑い時期、神在祭の混雑時などは、さらに余裕を持ってください。

迷いやすいのは「境内にある」と思って探すこと

チェック項目

上宮への行き方で一番注意したいのは、道そのものより、出雲大社の境内にあると思い込んでしまうことかもしれません。

出雲大社公式では、上宮を「境外の摂末社」として紹介しています。

御本殿の周辺には、素鵞社、東西の十九社、御向社など多くのお社があります。そのため「上宮もこの中にあるのかな」と探し続けてしまいそうですが、上宮はそこにはありません。

出雲大社を参拝したあと、境内を出て西へ向かう別の参拝先と考えると分かりやすいです。

もう一つ注意したいのが、「神迎の道」という名称です。

稲佐の浜と出雲大社の間には、神迎神事にゆかりのある道があります。一方、過去には安全確保のため、神迎神事の御神幸経路が変更された年もあります。

観光で歩く道と、当年の神事で実際に使用される経路は必ずしも同じではありません。2026年の御神幸経路や交通規制については、出雲大社・出雲観光協会の最新案内をご確認ください。

車で行ける?上宮に専用駐車場はない

駐車できません

上宮へ車で行きたい方にとって重要なのが駐車場です。

出雲観光協会の上宮紹介ページには、駐車場について「無し」と明記されています。

つまり、上宮の前まで車で行き、そのまま専用駐車場へ停めて参拝する形ではありません。

周辺道路での路上駐車を前提にするのも避けた方がよいでしょう。上宮を参拝するなら、出雲大社周辺の駐車場を利用して歩く方法が分かりやすいです。

出雲大社大駐車場は、出雲観光協会によると普通車385台。ほかにも周辺に複数の駐車場があります。ただし、神在祭や大型連休は混雑する場合があります。

上宮には専用駐車場がありません。車で参拝する場合も、周辺の正式な駐車場を確認してから徒歩で向かってください。駐車場の利用条件や交通規制は変更されることがあります。

出雲大社周辺の駐車場や神在祭期間の交通規制については、神在祭2026の駐車場・交通規制ガイドもあわせてご確認ください。2026年の規制内容は最新の公式発表を優先してください。

稲佐の浜と一緒に巡るなら徒歩でつなぎやすい

上宮まで歩くなら、稲佐の浜まで足を延ばすと、神在月の祭祀をより立体的に理解できます。

出雲観光協会によると、稲佐の浜は出雲大社から徒歩約15分、約1.2kmです。旧暦10月10日には、全国から来られる神々を迎える神迎神事が行われます。

一方、上宮は出雲大社から西へ950mです。

そのため移動効率だけを考えるなら、

出雲大社 → 上宮 → 稲佐の浜

という順番で西へ歩いていく方法が分かりやすいでしょう。

反対に、稲佐の浜を先に訪れてから、

稲佐の浜 → 上宮 → 出雲大社

と東へ歩く方法もあります。

これはあくまで観光・参拝時の移動順です。神迎神事や神在祭の正式な祭祀順序を再現する「正式な参拝コース」という意味ではありません。

出雲大社・上宮・稲佐の浜は、それぞれを単独で見るより、「神々を迎える場所」「神々が神議りをされると伝わる場所」「神々をお祀りする出雲大社」という関係を意識すると、神在月の理解が深まりやすくなります。

上宮の御祭神・神議りと神在祭の参拝ポイント

須佐之男命

上宮の御祭神は素戔鳴尊と八百萬神

出雲大社公式によると、上宮の御祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと)と八百萬神(やおよろづのかみ)です。

素戔鳴尊は、大国主大神と関係の深い神として出雲大社の境内にある素鵞社にも祀られています。

そして上宮には、全国から集まる八百萬神もお祀りされています。

この御祭神を知っておくと、上宮が神在祭と深く結びついている理由が見えてきます。

御祭神 読み方
素戔鳴尊 すさのおのみこと
八百萬神 やおよろづのかみ

神名には資料によって「素戔嗚尊」など異なる表記も見られますが、本記事では出雲大社公式の摂末社案内にある「素戔鳴尊」の表記を基準にしています。

上宮は神々が「神議り」をされると伝わる場所

神在月

上宮が特に知られているのは、旧暦10月の神議り(かみはかり)です。

出雲大社公式は、旧暦10月に全国各地の神々がこの地へ集まり、上宮で神議りをされると伝えています。

出雲観光協会も、旧暦10月の神在月には全国の神々が参集し、このお社で神議りをされると説明しています。

ここで大切なのは、「実際に神様の会議を見られる場所」という意味ではないことです。

神議りは出雲に伝わる神在月の信仰・伝承として語られているものです。歴史的な事実と信仰上の伝承を同じものとして断定しないようにしましょう。

神社検定や神道を学ぶときは、「公式がどのように伝えているか」と「歴史資料で確認された事実」を分けて考えることが大切です。上宮の神議りについて、出雲大社公式は「伝えられています」と表現しています。

「仮宮」とも呼ばれる理由

上宮は、公式にも「上宮(仮宮)」と表記されています。

出雲観光協会では、諸神の神議の場所として「仮宮(かりのみや)」とも呼ばれていると紹介しています。

「上宮」という名称だけを検索していると、同名の神社や「かみのみや」「うえのみや」など別の読み方の場所も出てくることがあります。

地図で探す際は、

「出雲大社 上宮」
「上宮 仮宮 出雲」

などで確認すると、別の場所との取り違えを減らしやすいでしょう。

神在祭では上宮で日ごとに祭りが斎行される

旧暦10月の神在祭期間は、上宮にとって特別な時期です。

出雲観光協会の神在月案内では、全国の神々が出雲に滞在される期間、上宮で縁結びや翌年の収穫など諸事について神議りが行われると紹介されています。

また、神在祭の案内では、神々の会議場となる上宮で日ごとにお祭りが斎行されることも案内されています。

ただし、神在祭の日付は現在の暦では毎年変わります。

「毎年11月○日」と固定して覚えるのではなく、旧暦10月に基づく祭典として理解し、実際に参拝する年の出雲大社公式情報を確認してください。

神在祭期間に出雲大社を参拝する際の作法や、八足門・十九社の巡り方については、神在祭2026の参拝方法と境内の巡り方で詳しく紹介しています。

神在祭期間は祭典への敬意と交通情報を優先する

神在祭の時期に上宮へ参拝するなら、通常期の観光と同じ感覚で行かない方がよいでしょう。

出雲観光協会は、神迎神事について「観光イベントではありません」と案内し、神事を妨げる行為への注意を呼びかけています。

上宮でも神在祭期間中には祭典が行われます。

祭典が行われている場合は、神職や関係者の動線を妨げず、立入表示や現地の案内に従いましょう。

写真撮影についても、「神社だから自由に撮影してよい」と一律には考えない方が安心です。祭典中、撮影禁止表示がある場所、関係者から案内がある場合は、その指示を優先してください。

また、神在祭期間は出雲大社周辺で交通混雑や交通規制が実施されることがあります。

神在祭期間に確認したいこと
・当年の神在祭の日程
・上宮周辺の祭典・立入案内
・出雲大社周辺の交通規制
・駐車場の混雑情報
・公共交通機関の運行情報

毎年同じ条件とは限らないため、旅行前に当年の公式情報を確認してください。

稲佐の浜と上宮を巡ると神在月の流れを理解しやすい

神社検定の勉強という視点では、上宮だけを単独で覚えるより、稲佐の浜や十九社と結びつけて覚えるのがおすすめです。

旧暦10月10日、まず稲佐の浜で神迎神事が行われ、全国から来られる神々をお迎えすると伝えられています。

神々は出雲大社へお迎えされ、神在祭期間には御本殿の東西にある十九社が神々の宿所となります。

そして上宮は、神々が神議りをされる場所と伝えられています。

場所 神在月との関係
稲佐の浜 神迎神事で全国の神々をお迎えする場所
十九社 神在祭期間中、全国の神々の宿所となる社
上宮 全国の神々が神議りをされると伝えられる場所
出雲大社 神迎祭・神在祭・神等去出祭などが斎行される

場所と祭祀をセットにすると、「神迎祭」「神在祭」「十九社」「上宮」「神議り」といった言葉がばらばらになりません。

神社検定では、こうした関係性で覚える方が、単語だけを暗記するより思い出しやすくなります。

出雲大社から上宮への行き方をまとめ

出雲大社の上宮は、御本殿の近くにあるお社ではありません。

出雲大社から西へ約950mに位置する境外摂社です。

徒歩で向かう場合は稲佐の浜方面へ西へ進みます。公式に徒歩所要時間は示されていませんが、950mという距離からみれば10数分程度が一つの目安です。

また、上宮には専用駐車場がありません。車の場合も正式な周辺駐車場を利用し、最後は徒歩で参拝する計画を立ててください。

そして、上宮の本当の面白さは「行き方」だけではありません。

御祭神は素戔鳴尊と八百萬神。旧暦10月には全国から集まった神々が、ここで神議りをされると伝えられています。

稲佐の浜、出雲大社、十九社、上宮を一つの流れとして見ると、神在祭が「全国から神々が集まるお祭り」という一言だけではなく、場所と祭祀が結びついた出雲独自の信仰として見えてきます。

この記事のポイント
・上宮は出雲大社から西へ約950m
・出雲大社境内ではなく境外摂社
・徒歩時間は公式未掲載で、距離からみると10数分程度が目安
・上宮専用の駐車場はない
・御祭神は素戔鳴尊と八百萬神
・旧暦10月に神々が神議りをされると伝えられている
・稲佐の浜と組み合わせると神在月の理解を深めやすい

情報確認:2026年10月
徒歩ルート、交通規制、駐車場の利用条件、神在祭期間の祭典・参拝条件は変更される場合があります。実際に訪れる際は、出雲大社・出雲観光協会などの最新公式情報をご確認ください。

参考にした公式情報