神棚は、神宮から出された御神札を清浄な棚にお祀りしたことからとされています。
ここでは、「神社検定テキスト 神社のいろは」第5章の59注連縄について教えてくださいのページの内容を掘り下げて学習し、暗記しやすいようにスマホでも見やすい1ページにまとめてみました。
第11回神社検定は、令和五年6月開催予定!
神棚の祀り方
神棚に祭お祀りする「御神札(おふだ)」の順番は、こちらのページにもありますので合わせてごらんください。
部屋の出入り口やドア、ふすまの上などは避けたほうがよいともいわれます。
注連縄
家庭で神棚に宮形を据えたら、次は注連縄を張ります。
注連縄は、そこが神聖な場所であることを示すものです。
注連縄本体は雲を表していて、シメの子(均等に下がっている藁束)は雨を表しているといいます。そして、紙垂は稲妻や稲光、雷を表わしているという説もあります。
古代では、稲妻が稲の豊作をもたらすと考えられいたのでこのような形になったのかもしれません。
大相撲で横綱の紙垂を垂らしたまわしを見ますが、四股を踏むことが邪気を祓うと考えられてきました。
注連縄はその様式も多種多様で、表記も「〆縄」「標縄」「七五三縄」とも書かれます。
注連縄の形で代表的なものとして「前垂注連」、「大根注連」、「牛蒡注連」があります
前垂注連
大根注連
牛蒡注連
向かって右が上位なので、正面から見て「右太左細」が原則です。
紙垂
注連縄には奉書や半紙などで作った紙垂(しで)を挟み込みます。
紙垂の起源は、天照大御神が岩屋にお隠れになった際に行った祭りの中にでてきます。
紙垂もそこが神聖・清浄であることを示すもので、四垂とも書きますし、単に「垂(たれ)」ともいいます。
吉田流がよく使われています。
紙垂の形の由来は、白い紙を交互に切り割くことにより無限の拡がりを表わしているとされます。
無限に拡がる御神威を象徴しているとの説があります。
神棚の祀り方②しめ縄についての問題です
これまでの神社検定試験で実際に出題された過去の問題です。
神社検定試験過去問題集に記載されたものを選んでみました。
問題1
神棚へのお神札の納め方について正しいものを遇んでください。
三社造の場合は「中央→向かって右→左」を表していて、一社造の場合は「一番手前→その後ろ→さらにその後ろ」を表しています。
1.氏神神社神札ー神宮大麻ー崇破神社神札
2.神宮大廊ー氏神神社神礼ー崇破神社神札
3.神宮大廊ー崇敬神社神礼ー氏神神社神札
4.崇敬神社神札ー氏神神社神札ー神宮大麻
答えは2
過去の試験での出題
- 平成24年6月3日 第1回神社検定 問39
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